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[BOOKデータベースより]
登記分野におけるリーディングケースとなる判例を厳選し、研究者と実務家(司法書士・土地家屋調査士)とが協働して理論と実務をつなぐ。
第1章 判例についての基礎知識―登記実務との関わり(判例の意味と登記実務との関係;各類型の検討)
[日販商品データベースより]第2章 鼎談(判例をもって実務と理論をつなぐ試み;司法書士・土地家屋調査士の執務と近時の法令改正・判例)
第3章 総合判例研究(成りすましに立ち向かう司法書士;表見責任と登記の要否 ほか)
第4章 個別判例研究(真正な登記名義の回復を原因とする所有権移転登記と中間省略登記;不動産共有者の一人による不実の持分登記の抹消登記手続請求 ほか)
月刊「登記情報」連載のまとめを中心に据えた判例評釈集。対象読者は司法書士・土地家屋調査士の士業実務家、法務省・法務局勤務を中心とした登記関係官及び関連分野の研究者並びに裁判官。研究者のみならず、実務家である司法書士・土地家屋調査士の手による判例評釈が半数を占め、「理論」面だけでなく「実用・実践」面をも兼ね備えることにより、士業実務家が、裁判実務における判例の意義を再確認することができる。さらに本書では、連載時の個々の判例評釈に対し新たにコメントを付し、実務家・研究者双方の視点を持たせることにより、単なる連載のまとめにとどまることなく判例の意義を多角的に表現している。