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[BOOKデータベースより]
近世社会を生きた人々は、地震・飢饉・大火や疫病といった災害に対し、どのように対処してきたのか。呪術・終末・慰霊・象徴をキーワードに、「災害見聞記」や「災害供養塔」、「鯰絵」「はしか絵」「コレラ絵」などを資料とし、災害における人々の認識と実践を追究する。宗教学の視点から、生存の危機や対処の過程を「災害文化」として体系的に捉え直す。
序章 「災害と宗教」研究序説
[日販商品データベースより]第1章 「災害見聞記」からみる呪術と終末―寛文二年の近江・若狭地震と『かなめいし』
第2章 近世火災における死・埋葬・慰霊―明暦三年の大火と回向院の開創
第3章 近世飢饉における死・埋葬・慰霊―享保十七〜十八年の大飢饉と飢饉死者
第4章 近世災害死者をめぐる認識と実践―「無縁」の近世的意味
第5章 近世疫病における災害の象徴化―文久二年の麻疹大流行と「はしか絵」の登場
第6章 幕末災害の象徴化と「災害錦絵」―「疱瘡絵」「鯰絵」「はしか絵」「コレラ絵」の相互比較を通して
終章 まとめと展望―「災害と宗教」研究の可能性
近世社会を生きた人々は、地震・飢饉・大火や疫病といった災害に対し、どのように対処してきたのか。呪術・終末・慰霊・象徴をキーワードに、「災害見聞記」や「災害供養塔」、「鯰絵」「はしか絵」「コレラ絵」などを資料とし、災害における人々の認識と実践を追究する。宗教学の視点から、生存の危機や対処の過程を「災害文化」として体系的に捉え直す。