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[BOOKデータベースより]
家康は最初から天下を目指したわけではなかった。戦国一の激戦地域に生まれ、頼みの今川義元はまさかの戦死、織田信長との同盟は過酷を極め、最強の信玄軍団には攻められる。家康の人生は厳しい選択の連続だった。豊富な史料から、逆境に学び続けた「天下人」の実態に迫る。
第1章 「境目の土地」三河という運命(フォッサマグナと「陸の潮目」;松平家のルーツ ほか)
[日販商品データベースより]第2章 信長から学んだ「力の支配」とその限界(二人の運命を変えた桶狭間;「信用」という富 ほか)
第3章 最強の敵・信玄がもたらした「共進化」(武田家はなぜ強いのか;物見・透破・築城 ほか)
第4章 二つの滅亡長篠の合戦と本能寺の変(勝利のカギは柵と弾薬;強みが弱みに ほか)
第5章 天下人への道(あてにならない同盟相手;十二万五千対一万七千 ほか)
徳川幕府が二百六十年隠してきた真実を暴く! 信長、信玄、そして秀吉。圧倒的な強者を相手にしてきた家康はつねに「弱者」だった。それがなぜ天下人となったのか? そこには弱者だから取り得た戦略、ライバルからの旺盛な「学び」があった。第一人者が家康の実像に迫る。