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僕が「PCR」原理主義に反対する理由

幻想と欲望のコロナウイルス
インターナショナル新書 061

集英社インターナショナル 集英社
岩田健太郎 

価格
924円(本体840円+税)
発行年月
2020年12月
判型
新書
ISBN
9784797680614

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内容情報
[BOOKデータベースより]

「PCR検査を国民全員に」という“俗論”はなぜ、間違いなのかを最前線でコロナウイルスと戦う感染症医の筆者が分かりやすく解き明かす。とかく「検査絶対主義」に陥りがちな日本人。しかし、その検査を活かすも殺すも、経験豊富な臨床医次第!「人の目」が介入しない検査ほど危険なものはない。著者自身が歩んできた波瀾万丈の人生を振り返りつつ、「医学常識の嘘」を鋭く解き明かす傑作、ここに誕生。

第1章 僕の「医者修行」時代
第2章 なぜ日本は「感染症後進国」になったのか
第3章 どうして僕は「PCR」原理主義に反対なのか
第4章 では、どうやって身を守るべきか?
第5章 「ファクターX」を追い求めるのはやめよう
終章 我々を待つ「未来」とは

[日販商品データベースより]

なぜ、ノーベル賞科学者でさえも「コロナウイルス」が分からないのか?
その理由は日本人独特の「検査至上主義」にあった!

◇第2波、第3波と押し寄せてくるコロナウイルス
◇この21世紀最大の危機に対して、さまざまな学者や研究者たちが発言している
◇しかし、これら「非専門家」たちの意見や予測は、ことごとくと言っていいほど、間違っているのが現状!
◇なぜ、ノーベル賞級の科学者や、最新統計理論などを駆使した予測は外れるのか?
◇それは、第一に「医学」への無理解、第二に「検査原理主義」にある
◇人間の体は宇宙よりも謎に満ちていて、素粒子よりも捉えがたい。そのことを知らないで、「机上の空論」で導きだされた論理が間違うのは当然なのだ
◇医療とは検査のみにあらず。その検査結果を活かすも殺すも医師次第
◇しかるに日本人ほど「検査信仰」「最先端技術信仰」の強い国民はいない
◇病人を治すのは、あくまでも医者。検査はその補助ツールにすぎない
◇このまま検査原理主義を続けていくのは、日本医療の崩壊をもたらす!

【内容の一部より】
僕が感染症科医になったわけ
「日本一、ハードな病院」で武者修行
ニューヨークで知った最前線の医療現場
感染症医は世界のどこでも仕事ができる
一時帰国した日本での「失望」
今度は北京でSARSと戦う
なぜ日本の感染症医療は世界から取り残されたのか
人が足りない、モノも足りない、システムがない

あらゆる「検査」は間違える
ベイズ確率が教える「全員検査」論の過ち
陰性/陽性の境界線
患者さんの話を聞くことの重要性
「事前確率」を高めることが検査の価値を高くする
間違えるのは当然。大事なのは「マシに間違えること」
ウイルスを見ているだけでは何も分からない

リスク回避には優先順位がある
引き算の発想で対処する
僕のツイートが炎上した理由
マスクの効果は状況によって変わる
「ゲート」はゆっくり開かなくてはならない
なぜ僕は「絶対に頑張るな」と言いつづけるのか

ウイルスとは哲学的な存在である
「物自体」に人間は触れることはできない
言葉が「物事の本質」を隠してしまう理由
「ワクチン開発ですべてが解決」というわけではない
「死」と向き合う時代の始まり

【著者略歴】
岩田健太郎(いわた・けんたろう) 医師。神戸大学医学研究科感染症内科教授。1971年、島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院研修医、セントルークス・ルーズベルト病院内科研修医を経て、ベス・イスラエル・メディカルセンター感染症フェローとなる。03年に中国へ渡り北京インターナショナルSOSクリニックで勤務。04年、帰国。08年より神戸大学。

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