- 妊娠したら読んでおきたい出生前診断の本
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出生前診断を“正しく知る”ために
埼玉医科大学超人気健康セミナーシリーズ
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2020年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784897753775
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出生前診断を“正しく知る”ために
埼玉医科大学超人気健康セミナーシリーズ
[BOOKデータベースより]
基本的知識から実際のエピソードまでを交えた、専門医によるわかりやすいガイドブック。
第1章 出生前診断とは?(安全な妊娠・出産のための評価;妊娠から出産まで ほか)
[日販商品データベースより]第2章 染色体ってなに?(日本人に多い先天性疾患;遺伝子、DNA、染色体の関係 ほか)
第3章 出生前診断でわかること(出生前診断で行われる検査;広義の出生前診断、狭義の出生前診断 ほか)
第4章 出生前診断を経験した家族のエピソード(一人目の子どもに異常がみつかった夫婦のケース;先天異常のある父親をもつ姉妹のケース1 姉の場合 ほか)
第5章 お母さんを支える遺伝カウンセリング(専門医と遺伝カウンセラーが担当;出生前遺伝カウンセリングの実際)
付録 避けられる先天異常もある!―母子感染を防ぐ具体策
出生前診断を“正しく知る”ための,基本的知識から実際のエピソードまでを交えた,専門医によるわかりやすいガイドブック。妊娠や出産,もし悩んでいることがあったら,読んでみてください。
本書では,専門医による出生前診断の解説をはじめ,出生前診断を理解するうえで非常に大切な,遺伝学の基礎を学ぶことができます。
また,付録では,避けられる先天異常(先天性感染症)について詳しく解説しています。
2014年の母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査の日本への導入報道を契機として,いわゆる出生前診断が急速に社会の注目を浴びるようになりました。
その背景として,日本ではこれまで出生前診断(NHKは“しゅっしょうぜん”ではなく“しゅっしょうまえ”と発音するそうです)あるいは検査について国として系統だった方針が全くなかったうえに,女性の社会進出に伴う晩婚化が重なり,高年妊娠によるダウン症を初めとする胎児染色体異常のリスクの上昇に対する妊婦さんたちの関心の高さがあります。
しかしながら,わが国ではこれまで,学校教育の中で遺伝学についての系統だった授業が行われておらず,このことが社会の不安をいたずらに助長してしまった感があります。本書では,日常的にわれわれ産科医がどのように胎児の管理をしているのか,出生前診断・検査を通してどのように胎児と母親・家族を守っていこうとしているのか,お伝えしたいと思います。(はじめにより)