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- 探検家の事情
-
- 価格
- 759円(本体690円+税)
- 発行年月
- 2019年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167912659
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[BOOKデータベースより]
「じつは私、こんなにイケナイ人間なのです」―不惑をすぎても妻とケンカ、自分は原始人のニオイがすると浮かれ、忘れ物をしすぎて北極で死にそうに!非日常を追求した『極夜行』の探検家・角幡唯介が、実は小市民的すぎる日常を明かすエッセイ。文庫特典として宮坂学ヤフー会長との「脱システム」をめぐる対談を収録。
不惑
[日販商品データベースより]母牛の怨念
忘れ物列伝
生肉と黒いツァンパ
無賃乗車
原始人のニオイ
人間とイヌ
マラリア青春記
対談 ビジネスも冒険も「脱システム」でいこう
『極夜行』で第1回 Yahoo!×本屋大賞 ノンフィクション本大賞&大佛次郎賞のW受賞!
いまもっとも注目される熱い探検家の素顔は…
「じつは私、こんなにイケナイ人間なのです」
「先日、不惑をむかえた。四十歳。いわれてみれば、たしかに今回は惑わなかったなという気がする。惑えなかったということは、私の人生から惑いの原因となる何かが失われてしまったということでもある。この十年間で私の皮膚の内側から何が剥げてしまったのか――。」
探検とは日常を飛びだし、非日常の世界で未知をさぐる行為である。しかし、探検家といえども、四六時中、非日常の領域にいるわけではない。不惑をむかえた探検家が、セイウチに殺されかけたりしつつも、妻とケンカしたり、娘を叱ったりする日常についても綴った珠玉のエッセイ集。
宮坂学ヤフー会長との、冒険とビジネスと「脱システム」をめぐる対談も収録!