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- 明治天皇の世界史
-
六人の皇帝たちの十九世紀
PHP新書 1160
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2018年10月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784569841571
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[BOOKデータベースより]
19世紀は「皇帝たちの時代」だった。19世紀初頭のナポレオン戦争以降、世界各国に次々と皇帝が生まれ、覇権争いに興じたが、第一次世界大戦が終わる1918年前後までの100年で、ほとんどの「皇帝」が消え去り、そして今や「Emperor」は日本にしか残っていない。なぜ、日本の天皇だけが残ったのか。その秘密を解くことで、近代日本の成功の「真実」が見えてくる。明治天皇、大英帝国のヴィクトリア女王、ハプスブルク帝国のフランツ・ヨーゼフ1世、ドイツ帝国のヴィルヘルム2世、ロシア帝国のニコライ2世、大清帝国の西太后の6人の同時代史比較から読み解く、壮大な世界史。
序章 皇帝たちの時代―興亡史としての「長い十九世紀」
[日販商品データベースより]第1章 明治天皇誕生―幕末維新の世界史的状況
第2章 めざすは立憲政体―文明国への道
第3章 絶妙なる日清・日露戦争―躍進する日本
第4章 大国になった日本―そして明治天皇崩御
終章 理想の立憲君主―明治大帝と他の皇帝を分けたもの
なぜ近代日本に天皇が必要なのか。その核心を、明治天皇と19世紀の各国の皇帝たちとを比較することで明らかにする、壮大な意欲作。