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[BOOKデータベースより]
帝国議会の開設後、対立と妥協を繰り返した藩閥政府と政党は、ついに手を結んだ。その発端となったのが、板垣退助率いる自由党系土佐派であった。彼らは、非議員の板垣を党首に据えながら、いかに政党を運営して国家構想や経済政策を提起し、またどのような歴史観で党史を編纂して自己を位置づけたのか。模索期の立憲政治を政党の視点から考察する。
課題と方法
[日販商品データベースより]第1部 自由党系土佐派の国家構想と経済政策(板垣退助の天皇・華族観と政党指導の展開;栗原亮一と旧自由党系のアジア貿易計画;栗原亮一と自由党土佐派の「通商国家構想」;隈板内閣前後における経済政策の展開―自由党系土佐派の外資輸入論を中心に)
第2部 『自由党史』の成立過程と歴史観(板垣退助の政界引退と『自由党史』;日露戦後における激化事件顕彰運動と『自由党史』;『自由党史』の編纂方針と記述の変容;土佐派「明治維新観」形成と『自由党史』―西郷隆盛・江藤新平像の形成過程を中心に;光永眠雷「西郷隆盛肖像」の成立;板垣退助岐阜遭難事件の伝説化―『自由党史』における記述の成立過程を中心に)
総括と展望
帝国議会の開設後、対立と妥協を繰り返した藩閥政府と政党は、ついに手を結んだ。その発端となったのが、板垣退助率いる自由党系土佐派であった。彼らは、非議員の板垣を党首に据えながら、いかに政党を運営して国家構想や経済政策を提起し、またどのような歴史観で党史を編纂して自己を位置づけたのか。模索期の立憲政治を政党の視点から考察する。