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- 井沢ファン
-
歴史の軽い読み物
高校生レベルの軽い読み物としてはいいと思うが、物足りなさを感じる。比較的庶民の生活や風習について多くを取り上げており、なるほどね位は感じる。しかし、司馬遼太郎さんや井沢元彦さんの著書をほとんど読んでしまった者からすると、内容に疑問が残るものや表面的で深層をつかんでいないものなどが散見されること、また、怨霊の歴史という観点からみると井沢元彦さんの著書のパクりかとも思ってしまうが、そのように感じるのは私だけであろうか?
[BOOKデータベースより]
大人は知らない!教科書変貌でひもとく、日本史新説。進む歴史研究で“通説”は日々更新されている。
1章 こんなに変わった日本史の教科書
[日販商品データベースより]2章 評価が逆転した教科書に登場する偉人たち
3章 教科書から消えた肖像画・絵画・史料の謎
4章 教科書で習ったと思い込んでいる事件や偉人たち
5章 ぜひとも教科書に載せたい新歴史
6章 教科書に載せられない重要で不都合な日本史
鎌倉幕府の始まりは、イイクニ(1192)でもイイハコ(1185)でもない。
「漢委奴国王」の金印は偽物だった?
生類憐みの令を出した将軍綱吉はじつは名君だった。
教科書変貌でひもとく、大人は知らない日本史新説!
「縄文人たちは竪穴式住居に住んで、狩猟生活をしていた」「聖徳太子は推古天皇の摂政として新しい国づくりを行った」「1192年、鎌倉幕府が開かれた」
学生の頃、歴史の授業で習った記憶があるだろう。しかし、新しい発見や歴史研究により、歴史も日々更新され「進化」している。
例えば、鎌倉幕府については、全国に守護・地頭を置いて武家政権を獲得したのが1185年、1192年は源頼朝が征夷大将軍になった年であり、いつ鎌倉幕府が成立したかについ
ては諸説あっていまだに定説がない。教科書でも2段階にわけて紹介している。また、冠位十二階の制や憲法十七条を定めた飛鳥時代のヒーロー・聖徳太子も、いまの教科書
では「推古天皇の改革に協力した」と脇役として書かれ、研究者の間ではその存在すら疑問視されている。江戸時代は「鎖国」といわれるが、付き合いをやめたのはスペイン
、ポルトガルだけで、オランダや中国、朝鮮とはそのまま莫大な取引きを続けていた。
本書では、高校教師歴27年、「世界一受けたい授業」でもおなじみ河合敦先生による、教科書を切り口にした歴史の新説や、教科書では紹介されない不都合な日本史などを紹
介する。あなたの知っている「歴史」はもう古いかも!?