「ほっとけない」からの自然再生学

コウノトリ野生復帰の現場
環境人間学と地域　

京都大学学術出版会
菊地直樹　

• 価格: 3,740円（本体3,400円＋税）
• 発行年月: 2017年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784814000821

内容情報

[BOOKデータベースより]

２００５年９月、絶滅から３４年の時を経て、コウノトリが再び人里に舞い降りた。「里の鳥」コウノトリの野生復帰は、地域の人びとと自然との間にどのような関係の変化をもたらしたのか。生態学的観点からの自然再生にとどまらず、人と自然の関わりを創り直す包括的再生を目指したコウノトリの野生復帰の取り組みを、当事者の視点から振り返る。

序章　自然をほっとけない
第１章　コウノトリを野生復帰する
第２章　包括的に再生する
第３章　コウノトリを「ツル」と呼ぶ
第４章　コウノトリを地域資源とする
第５章　「野生」を問い直す
第６章　小さな自然を再生する
第７章　レジデント型研究者として生きる
終章　はざまをつなぐ

[日販商品データベースより]

絶滅から３４年を経て、コウノトリが再び人里に舞い降りた。「里の鳥」コウノトリの野生復帰は、地域の人びとと自然との間にどのような関係の変化をもたらしたのか。その取り組みを、当事者の視点から振り返る。