「公民的資質」とは何か

社会科の過去・現在・未来を探る

東洋館出版社
唐木清志　

• 価格: 3,025円（本体2,750円＋税）
• 発行年月: 2016年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784491032832

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　公民的資質の“過去”（社会科の目標としての「公民的資質」；学習指導要領の変遷にみる「公民的資質」―社会科の「目標」としての確立を中心に）
第２章　公民的資質の“現在”（小学校社会科における法的リテラシーの育成を目指す授業の構想―法的参加学習の事例を通じて；未来を創る子どもたちと社会科授業；くらしの中にある問題を発見し、よりよいくらしを求めて考え合う―小４「私と食べ物から出るごみ」の実践を通して；暫定的ながらも創造的な市民としての基礎―生涯にわたり社会を問い続けられる姿；地域をともにつくる学びによる公民的資質の追求―社会認識と実践の架橋をこえて；社会的レリバンスを高める地理授業をデザインする；多文化社会を形成する市民の育成―協働的に課題を解決するために必要な資質・能力；民主主義社会の主体的な担い手を育てる―社会問題の民主的な解決を担いうる資質・能力の育成；学習者の多様性をふまえた市民性教育の実現―なりたい市民になるための社会科；社会科における社会参加を踏まえた公民的資質の育成―持続可能な社会の構築を視野に入れて；東アジアに生きる市民の育成；「社会」とつながるための公民的資質の育成―共時的・通時的な社会連帯のために）
第３章　公民的資質の“未来”（社会科教育改革と公民的資質；社会科の未来と公民的資質の役割）

[日販商品データベースより]

「公民的資質」とは何か。学習指導要領の変遷から現在の課題，そして今後の展望まで，１３名の研究者が正面から論ずる。