- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 八月の青い蝶
-
- 価格
- 638円(本体580円+税)
- 発行年月
- 2016年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087454413
[BOOKデータベースより]
「わしはずっと八月を、くり返してきたんじゃ」。急性骨髄性白血病で自宅療養することになった亮輔は、中学のときに広島で被爆していた。ある日、妻と娘は亮輔が大事にしている仏壇で古びた標本箱を見つける。そこには前翅の一部が欠けた小さな蝶がピンでとめられていた。それは昭和二十年八月に突然断ち切られた、彼の切なくも美しい恋を記憶する品だった。第26回小説すばる新人賞受賞作。
[日販商品データベースより]1945年夏、広島。その日落とされた爆弾に、少年のほのかな恋心は打ち砕かれた…。65年の時を超える著者鮮烈のデビュー作。〈受賞情報〉小説すばる新人賞(第26回),広島本大賞小説部門大賞(第5回)
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
1945年夏、広島。その日落とされた一つの爆弾に、少年のほのかな恋心は打ち砕かれた──。戦時下の人々の生活を描き、鮮烈なデビューを飾った第26回小説すばる新人賞受賞作。(解説/高橋千劔破)