- 未病革命2030
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予兆をつかめば社会とビジネスが変わる
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2015年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784822279264
[BOOKデータベースより]
「一億総活躍社会」実現の大前提!IoHH(インターネット・オブ・ヒューマン・ヘルス)を提唱する著者が、キーパーソンと徹底討論!
総論 なぜ、今IoHHなのか
第1章 認知症/フレイル―対談者 鳥羽研二氏(国立長寿医療研究センター理事長)認知症の発症を五年遅らせられれば、患者数は半分以下になる
第2章 健康・医療戦略―対談者 和泉洋人氏(内閣総理大臣補佐官)健康・医療は今、日本で最大に関心を持つべき分野
第3章 データ活用―対談者 三木谷浩史氏(楽天会長兼社長)多様なデータを統合して分析することで見えてくるものがある
第4章 ウエアラブル・デバイス―対談者 田中仁氏(ジェイアイエヌ社長)「自分を見る」機能で眼鏡の概念を変える
第5章 未病/産業創出―対談者 黒岩祐治氏(神奈川県知事)「未病」への取り組みが社会・経済を活性化する
第6章 在宅介護/情報共有―対談者 山本稔氏(カナミックネットワーク会長)多職種連携がデータ活用の新たな可能性を拓く
第7章 在宅医療/医療のアルゴリズム化―対談者 佐々木淳氏(医療法人社団悠翔会理事長・診療部長)治療がQOLの改善につながるとは限らない
「1億総活躍社会」実現の大前提!
IoHHを提唱する著者が、キーパーソン7人と徹底討論!
「今、日本にとって潜在成長率を上げることがまさに不可欠です。すでに現在の成長率の水準においても、少子化などによる人手不足がボトルネックになっており、産業のあらゆる分野で今以上の情報通信技術(ICT)化を進めていくことが非常に重要になっています。
「モノのインターネット」と言われ、すべてのモノがネットワークによってつながり、人の操作を介さずにモノ同士で情報をやり取りしたり、互いを制御したりできるIoT(Internet of Things)は、現在のICT化における重要なキーワードの一つです。……
IoHH(Internet of Human Health)は、「課題先進国」である日本が国家として地球上最初に直面する最大の課題、超高齢化にIoTのコンセプト、技術を活用しようというものです。高齢化を、人間という60兆個の細胞からなる生物体の老朽化という概念でとらえれば、従来の発想とは違った切り口での問題解決方法が見えてくるはずです」(本書「総論 なぜ、今IoHHなのか」より抜粋)
IoTを活用して健康寿命を伸ばすことの重要性を、片山議員が医療、ビジネス、政治など各界のキーパーソンとの対談を通して説く。