[BOOKデータベースより]
認知症700万人時代。本人の思いをどうケアに反映させれば良いのか。もがき苦しみながら居場所を見つけた当事者を、初めて真っ向から捉えたルポルタージュ。2014年度第33回ファイザー医学記事賞優秀賞を受賞!
第1章 私らしく生きる(病気隠さず何でも挑みたい;忙しい毎日「まだいける」 ほか)
第2章 医療・暮らし支える(「家族」「環境」の安定が大切;初期から「暮らしぶり」着目 ほか)
第3章 変わる病院(生活機能訓練で退院促す;入院防ぐ、定期の訪問看護 ほか)
第4章 できること、ある(理解と工夫で「社員」続ける;職場以外の居場所求め ほか)
第5章 地域で暮らす(農園が人々をつなぐ;本人の思い、くみ上げ ほか)
認知症国際会議―ケアと予防を議論
認知症700万人の時代、もはや他人事ではない。認知症の当事者が、不安を抱えながらも自分らしく生きようと奮闘する様子を描く。