- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
[BOOKデータベースより]
あるまちのひろばに、どうぶつたちがすんでいました。でも、そのことをだれもしりません。いったいどうして?
[日販商品データベースより]あるまちのひろばに、どうぶつたちが住んでいた。毎日きままにすごしていたけれど、少しさびしい。なぜなら、どうぶつたちのことを誰も知らないから。いったい、どうして…。ふしぎな動物たちのやさしいお話絵本。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- PIHOTEK北極を風と歩く
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2022年08月発売】
- ウラオモテヤマネコ
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2023年02月発売】
これは、ある町に住んでいる目に見えないどうぶつたちのやさしい物語。毎晩、町の広場で眠り、目覚めるとふらりぶらりとのんびり町の中を散歩している透明などうぶつたち。だれにも見えないのですから、何をしてもとがめるひともいませんし注意するひともいません。自由気まま。それは楽しくゆかいなくらし。時には、町の建物にこっそりとお花の絵を描いて町の人をびっくりさせたり寒くて震えている女の子の両脇にそっと腰かけて寄り添ってみたり。町のひとたちは、どうぶたちの気配を感じても目に見えないので自分の気のせいと思ったり、風のしわざだと思ったりするのです。自由だけど、ちょっぴりさみしいな。どうぶつたちはいつもそう思っていました。ある日のこと。そんなどうぶつたちの運命を変える素敵な出会いが唐突に訪れるのです。誰かが自分の存在にちょっぴり気づいて気にかけてくれること。それだけでこんなにうれしくてハッピーな気持ちになれるんだなぁ。作者の井上コトリさんはいつも忘れかけていた心のボタンをポチッと押してくれるみたい。何かのにおいや気配を感じたときにそこに透明などうぶつたちがいたとしたら・・・。そう考えるだけでちょっぴりワクワクしますよね。動物が大好きで空想好きなあの子に読んであげたいと思います。
(絵本ナビ編集部 富田直美)
「にじのおはなし読んで」
と5歳児がこの絵本を持って来ました。
読んでもらう前に
一人でページをめくっていたようで、
読みながら、
「ほら、ここにいるでしょ」と
いろいろ教えてくれました。
いるのに、存在を認めてもらえないというのは、
楽なようで、寂しいという気持ちを
こんなふうに絵本で子どもにも
わかりやすく伝えていて、
読んでいて心が温かくなりました。(まことあつさん 30代・東京都 男の子8歳、男の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】