[BOOKデータベースより]
医学の進歩で、なかなか死ねない社会が到来した。しかし90歳過ぎの老衰患者に点滴をし、抗生物質を投与し、透析を行いペースメーカーまで入れて、なんのために「救う」のだ。数多くの死に立ち会ってきた著者は、今どきの「タテマエ」「良識」を嘲笑う。「命に上下は存在する」「患者の自己決定を信じない」「現代の医者は『死神』の仕事を担う」…現代人である「あなた」の死に方についての、辛辣かつ深遠な思索。
褒めたら人は伸びるのか
ストレスはなくせない
自己決定の呪縛について
「自己決定尊重」の裏側
なかなか死ねない社会
がんのメリット
生身の医者は絶滅寸前
命に上下は存在する
引導を渡す役目を担う
あなたの臨終の枕元に立つ
気分の問題
二番煎じの価値
ピークのあとは下るだけ
「命はすべて平等」なんて大嘘。90歳過ぎの老衰患者に点滴をし、ペースメーカーを埋め込んでまで「救う」意味はあるのか。数多くの死に立ち会った臨床医が、この世の「タテマエ」「良識」を嘲笑う。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 「人生百年」という不幸
-
価格:858円(本体780円+税)
【2020年01月発売】
- 医者と患者のコミュニケーション論
-
価格:836円(本体760円+税)
【2015年10月発売】
数多くの死に立ち会ってきた著者は、いまどきの「タテマエ」「良識」を嘲笑う。臨床の現場から放たれる、真実を射抜く言葉の数々。