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- エムブリヲ奇譚
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- 価格
- 1,738円(本体1,580円+税)
- 発行年月
- 2012年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784840145060
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「怖い本」レビューコメント
時は江戸のような時代。この時代は交通機関も発達しておらず人々が気軽に旅に行けない時代。主人公の和泉蝋庵は代わりに旅に出て、旅日記や温泉など各地の名所について本を書くことを生業としている。しかし、この主人公には迷い癖があり、毎回不思議な世界の入り口へと迷いこんでしまうのだ。不思議で怖いそんな9つのお話の短編集である。読者を驚かせようという怖さではなく、読んでいてじわじわと精神的にくる怖さがある。個人的にオススメしたいのが「ラピスラズリ幻想」主人公の旅に同行した女が旅先である老婆から小さな宝石をもらった結果、その後何度も自分の人生を繰り返すという不思議な話でその結末がまた切ない。本の内容も素晴らしいが装丁も美しくぜひ本で手にとって読んで欲しい一冊である。(モグ/男性/20代)
[BOOKデータベースより]
和泉蝋庵の旅に出ては必ず道に迷う奇妙な道中記。旅本作者と仲間たち湯煙の向こうに現れるのは極楽の温泉かこの世の地獄か。
[日販商品データベースより]旅に出ては必ず道に迷う、和泉蝋庵のとぼけたキャラクター。迷った先で出くわす、恐ろしくも不思議なモノゴト。江戸のような時代を舞台に、話題の作家・山白朝子が放つ、奇妙な怪談連作。