[BOOKデータベースより]
永源寺診療所は琵琶湖の東側に広がる、滋賀県東近江市(旧永源寺町)にあります。永源寺地域のとくに東の方は、おじいちゃん、おばあちゃんがおおぜい住んでいるところ。永源寺診療所の花戸貴司医師は、看護師さんやヘルパーさん、くすり屋さん、いろんな人たちと輪になって、毎日のように訪問診療、訪問ケアをしています。がんなどの病気にかかった患者さん、難病を抱える少女、老衰で死を迎えている人…。人びとが少しでも安心して、自分らしく、住みなれた場所で生活を続けられるよう支えてきました。「ぼくの専門は、内科医でも小児科医でもなく永源寺」花戸医師のこの口ぐせは、どういう意味でしょうか。
[日販商品データベースより]大切な人たちに囲まれたあたたかな看取りによって、いのちのバトンはずっと受けつがれていく…。ひとり暮らしの老人の家などを訪問診療している医師・花戸貴司氏。看取りの場面を臨場感あふれる写真で描く。
いのちつぐ 「みとりびと」シリーズ3刊目
今度は「医者」からの視点
白衣を着ていないだけでなく
病人を待っていない
自分から
いろんな所へ出かけていくお医者さんです
たくさんの年配者の自然な笑顔の写真が
素敵です
亡くなる場面もあります
「命のバトンを受け継ぐ」
当たり前のように使われる言葉ですが
本当にそうかな?
家族に迷惑をかけないように・・・と
誰もが思います
でも・・・
人間だれでも死を迎えます
「生活」の中に当たり前のように
「死」を迎えられる
「老衰死」が1番理想なのかもしれないなぁ・・・
あとがきにも、また考えさせられます
小中学生に「命」の授業で使える絵本だと思います(しいら☆さん 40代・宮城県 男の子20歳)
【情報提供・絵本ナビ】