本の読み方

墓場の書斎に閉じこもる

河出書房新社
草森紳一　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2009年08月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784309019284

内容情報

[BOOKデータベースより]

本を読む。読みたいから読む。やむにやまれずただひたすらに。読み疲れてまどろんだりしても、それも読書のうちである。ただその本とある時間と空間を愛するのみ。読書の歓びとは、本とある快楽の追求以外のなにものでもない。すべての書痴に捧ぐ。書物万歳。

ウグイスの死
ロイド眼鏡もはずれて
猪口の数が増すにつれ
紅茶と葉巻
緑陰読書
天眼鏡
読書の不良
ぱたんと閉じる
重い旅行鞄
大きな無花果の木〔ほか〕

[日販商品データベースより]

読書の歓びは、内容を追いかけることだけではない。つい他のことを考えたり、まどろんでしまったり、ただ本とともにあるこよなきひと時、本とある快楽の追求…。書物の達人が、全ての書痴に贈る１冊。