- 皇国の守護者 5
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- 価格
- 649円(本体590円+税)
- 発行年月
- 2007年11月
- 判型
- コミック
- ISBN
- 9784088773575
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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あおひな
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最悪の中に最善を希求する戦い
日露戦争をモデルにしたと思われる架空の戦記物です。
経済的に追い詰められた帝国が、宣戦布告なしに小さな島国である皇国の北領に侵攻します。平和ボケした皇国軍は、当初は同等の戦力をもっていながら初戦で惨敗し、極寒の地からの撤退を余儀なくされます。
新城(主人公)はこの撤退戦の殿を務める羽目になるのですが…とにかく状況が絶望的です。普通に戦ったら即全滅という局面で、新城は倫理的な物差しで考えたら思いつかないような作戦を展開して粘りつづける、そんな話です。
もともとノベルズで出ている作品のコミック化なのですが、内容を分かりやすく展開する作者(マンガ描いてる方ですよ)の力量がすごいです。時には原作に存在しないエピソードを挟んで、限られたボリュームで必要な世界観や人物設定を説明しているあたり、画力だけでなく相当な国語力がある人なのでは、と感じました。
残念ながら原作の序盤を描いたところで連載終了してしまいましたが、5巻まででも充分面白いです。