- 海の国際秩序と海洋政策
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- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2006年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784887137165
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[BOOKデータベースより]
21世紀、日本の危機は海から来るのではないか?ロシア、韓国、中国、そして北朝鮮―「海洋自由の原則」のみに固執し、緊張を孕む国際関係を放置しておくことはもはや許されない。高次の国際協調体制の追求が今こそ必要なのだ。国連海洋法条約発効以後の変容著しい海洋諸問題を、国際法の観点から包括的・体系的に分析・考察し、わが国今後のとるべき方策に大きな示唆をもたらす労作。
国際海洋秩序と日本の法的対応
第1部 「海洋政策のダイナミクス」(海洋秩序の憲法化と現代国際法の機能―「海を護る」(“Securing the Ocean”)の概念について;海洋政策が海洋空間の秩序形成に及ぼす作用)
第2部 「海の安全保障」(排他的経済水域における軍事活動;テロリズムの国際規制における海洋の役割と機能―9.11事件による対テロ政策の変化と海上規制)
第3部 「海洋環境保護に対するアプローチ」(海洋環境保護と「予防原則」;海洋保護区―場所本位の海洋管理)
第4部 「海洋資源と利用」(漁業の国際的規制とその課題;日中間の排他的経済水域と大陸棚の問題)
海洋ガバナンスを展望する―政治学的かつ実践的視点から