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価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2022年10月発売】
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【2022年10月発売】
[BOOKデータベースより]
近年新しく脅威となった感染症には、いままでの抗生物質やワクチンでは歯が立たない。なぜなら、ウイルスや細菌が突如として進化のスピードを速める、ほかの病原菌から遺伝子を取り込むなどして、かつてなかった病原体が生まれているためだ。また、アフリカのウエストナイル熱がニューヨークを襲う、炭疽菌事件が起こって生物テロの恐怖がひろがるなど、フィクションの世界がいまや現実のものとなっている。人類は病原体との闘いにおいて、これまでで最大の危機に瀕しているといってもよい。本書は、このような新興感染症にかかった人々の闘いを描くことで、感染爆発の危険と実態を明らかにし、対応策の必要を訴える。
序 SARS―最新の殺し屋
[日販商品データベースより]第1章 ジーニー・ブラウンのケース―劇症型A群連鎖球菌
第2章 バイオテロ―生物兵器の脅威
第3章 海を渡ってくる病原体―未熟な警戒システム
第4章 BSEと慢性消耗病―未知の恐怖・プリオン
第5章 凶暴化した大腸菌O‐157―加速する細菌進化
第6章 耐性菌―抗生物質と病院が危ない
第7章 インフルエンザ大流行の予感―急速に変異するウイルス
第8章 結核の再来―「撃退しては忘れる」のくり返し
第9章 体内の時限爆弾―慢性病「C型肝炎、ヘルペス、エイズ」
第10章 私たちは何をすべきか
突然変異したキラーウイルス、急速に進化するスーパー細菌。本書は、このような新興感染症にかかった人々の闘いを描くことで、感染爆発の危険と実態を明らかにし、対応策の必要を訴える。