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[BOOKデータベースより]
高度に抽象化された〈知〉の大きな地殻変動の中で、イメージの時代とも言われる現代、問われるべきは〈かたち〉ではないか。〈共通感覚論〉の展開として、フラクタル幾何学・散逸構造論といった新しい科学の先端的動向を踏まえつつ、形態・リズム・色の問題に根源的な考察を試みる。ゲーテ、空海、フッサール、ウィットゲンシュタイン、イェンニ等との思想的対話を通して、哲学・芸術・宗教の地平を貫通する〈汎リズム論〉を打出したダイナミックな思索と発見の旅。
第1章 ホログラフィと共振
第2章 六大にみな響きあり―宇宙リズムと形態形成
第3章 形象の誘惑―モルフォロギアと怪物曲線
第4章 色の領界―かたちの分身
第5章 迷宮と原型―渦巻きと螺旋の驚異
第6章 幾何学と混沌―形象の彼方/根底にあるもの
第7章 美と力と崇高のはざま
第8章 場所とリズム振動―空白と充満のダイナミックス
第9章 色のある世界・色のない世界―脳髄と宇宙の接点
第10章 振動のひらく世界―H・イェンの周辺
補遺 形態共振と視覚の自明性