[BOOKデータベースより]
第1章 新しい古典・言語文化の指導と通時コーパス(新しい古典・言語文化とは何か;コーパスと国語教育;「通時コーパス」とその利用法)
第2章 授業をつくる(『竹取物語』の意訳から始める使用語彙の獲得―単元「表現の幅 広いことかぎりなし」;現代とつながる『枕草子』の言葉―春はなぜ「あけぼの」なのか。秋はなぜ「夕暮れ」なのか;発話から出会う『源氏物語』の人々―単元「源氏物語 人物図鑑」;形態素解析を利用した『源氏物語』学習教材の開発法―基礎から学べる「形態素解析」の教材活用法;「日本語歴史コーパス」で『徒然草』の理解を深める―語彙に着目して作者の人物像に迫る;『おくのほそ道』を模して擬古文を書く―単元「修学旅行の体験を擬古文にしよう」;『白雪姫』の単語帳―大学生による学習教材制作記)
第3章 古典教育を考える(古典の現代語訳について;文法法則の再発見―「暗記する」から「見つけ出す」へ;コーパスデータから見た古文教材における連語;補遺1 国定国語教科書のコーパス開発;補遺2 「日本語歴史コーパス」中高生向けインターフェイスの開発に向けて)
第4章 新しい語彙集・文法集(コーパスを活用した古典語彙集;コーパスを活用した古典文法集)
言葉の使用例の集積である「コーパス」を活用した古典の教え方を解説する。新学習指導要領対応。〔内容〕言語文化とは何か/現代とつながる『枕草子』の言葉/発話から出会う『源氏物語』の人々/コーパスから語彙集,文法表をつくる/他
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