この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 寂しさでしか殺せない最強のうさぎ
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2022年07月発売】
- 桜前線開架宣言
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2015年12月発売】
- 震えたのは
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2021年06月発売】
- いのちの花、希望のうた
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2018年06月発売】
- 京極杞陽の百句
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2022年04月発売】
[BOOKデータベースより]
穂村弘の「共感と驚異の短歌ワールド」を、新鋭歌人・山田航が解き明かし、穂村弘が応えて語る。瞬間凍結された120首を、言葉の面白さがわかるあなたへ。
終バスにふたりは眠る紫の「降りますランプ」に取り囲まれて
[日販商品データベースより]校庭の地ならし用のローラーに座れば世界中が夕焼け
夜のあちこちでTAXIがドア開く飛び発つかぶと虫の真似して
「あの警官は猿だよバナナ一本でスピード違反を見逃すなんて」
赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、きらきらとラインマーカーまみれの聖書
「耳で飛ぶ象がほんとにいるのならおそろしいよねそいつのうんこ」
ほんとうにおれのもんかよ冷蔵庫の卵置き場に落ちる涙は
女の腹なぐり続けて夏のあさ朝顔に転がる黄緑の玉
ウエディングドレス屋のショーウインドウにヘレン・ケラーの無数の指紋
オール5の転校生がやってきて弁当がサンドイッチって噂〔ほか〕
穂村弘が本当に心の底から叫びたいこと、それは短歌のなかにある。一首の短歌を読むとき、そこに収められた時間と思いが、まるで解凍されたかのように、束の間、甦る――思いは時を超えて、響き続けるのだ。(穂村弘) 穂村弘の〈共感と驚異の短歌ワールド〉を新鋭歌人・山田航が解き明かし、穂村弘が応えて語る。エッセイ愛読者必読、より深く味わえる、ほむほむの言葉の結晶120首を収録。