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[BOOKデータベースより]
「最も怖いと思う怪談を書いてください」。洋の東西を問わず恐怖譚を愛してやまない三津田信三の依頼に、日本屈指のホラー小説の名手が寄せた7篇。澤村伊智×霊能者、加門七海×実話系、名梁和泉×異界系、菊地秀行×時代劇、霜島ケイ×民俗学、福澤徹三×会社系、三津田信三×建物系。怖さに一切妥協なし。各々が独自のテーマで紡ぎだす圧倒的な恐怖の競演に瞠目する。現実世界の輪郭が不穏に歪みだす戦慄のアンソロジー。
[日販商品データベースより]「これは、わたしが小学校の、高学年だった頃の話です」――少女が雑誌に投稿した、ある家族を襲った不気味な怪異の記録。悪化していく一方の父の怪我、何者かに乗っ取られ不気味な笑い声をあげる妹。そして親類たちの死。霊能者“マツシタサヤ”によって怪異は鎮められ、記録は締めくくられる。だが、この投稿を皮切りに、マツシタサヤを巡る不可解な記録が世に溢れはじめ……(澤村伊智「サヤさん」)。 同窓会をきっかけに、故郷の実家に泊まることになった「私」。すでに実家には誰も住んでおらず、何も無い家に過ぎないはずなのに、「私」以外の何者かの気配が段々と濃くなっていく。鳥籠の中で邪悪な笑みをたたえた阿弥陀如来像、座敷の蒲団の中で蠢くモノ、そして――。忌まわしい記憶とともに、何かが迫ってくる(三津田信三「何も無い家」)。ホラー界を牽引する三津田信三が、屈指のホラー小説の名手六人それぞれに相応しいテーマで「自分が最も怖いと思う怪談を」と依頼して編まれた戦慄のアンソロジー。