- 新編忠臣蔵 1
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- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2013年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041010457
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
最初に読んだ時代小説です。時代背景や人間関係が詳細で、歴史に興味を持つようになった1冊です。日本人だったらほとんど誰でも知っている出来事なので話の内容に入り易かったのかも。私が持っている本の装丁が黒地に桜の花びらが舞い散っているもので、これも結末にリンクしているようで気に入っています。忠臣蔵/赤穂浪士関連の映画やドラマもたくさんありますが、映像ではなく活字から情景を想像(妄想)するのも楽しいです。小説なので脚色美化されている部分もたくさんあると思いますが、自分に関わる大切な人や物を利用し犠牲にしても目的を達成し、生き残ることに未練を残さない当時の武士の潔さと、それを受け入れる家族や知人。反面、脱落していく人間の弱さも書かれていて、その対比も際立っているように思います。今の時代ではあり得ないことへの憧れなのかもしれません。(ちびちょび/女性/50代)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
歴史小説の大家、吉川英治の忠臣蔵です。 学生時代の自分でも読めたくらいわかりやすいです(Kz/男性/40代)
[BOOKデータベースより]
「おのれッ!上野介っ―」上野介の額が割れ、江戸城内松の廊下に血が飛び散る。浅野内匠頭の手には、刀が握られていた。指南役として仰いでいた上野介の執拗な嫌がらせによってたまっていた憎悪が、ついに理性を突き破ってしまったのだ。しかしその瞬間、赤穂藩五万三千石は音もなく崩れる。国許に届いた報せは、内匠頭の即日切腹。処罰に納得がいかない赤穂浪士達は、内匠頭の無念を晴らすために立ち上がった。
[日販商品データベースより]江戸城の松の廊下で、浅野内匠頭が吉良上野介を斬りつけた事件。その背景には、何があったのか……国民的作家が、細部まで丁寧に描いた、忠臣蔵の最高傑作がいまここに!