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[BOOKデータベースより]
「神経発達症の子どもたち」はどう育っていくのか。「発達精神医学」の視点から、30年以上にわたる著者の実践をもとに生み出された、真に役に立つ臨床知見を公開。好評を博した初版を、全編にわたって大幅改訂。
第1部 発達精神医学の基礎(「児童精神医学」から「発達精神医学」へ;子どもの行動観察のポイント;自閉スペクトラム症の視点からみた精神疾患・精神障害の概念の再検討―「パラレルワールド」の精神医学の必要性― ほか)
[日販商品データベースより]第2部 神経発達症の臨床と研究(自閉症におけるスペクトラム―診断概念の変遷と分類の課題―;自閉スペクトラム症のコミュニティケアと臨床研究;早期の症候と経過から注意欠如多動症(ADHD)の臨床的意義を考える ほか)
第3部 治療・支援(発達精神医学における心理社会的治療の基本―「何とか療法」以前にやるべきこと―;神経発達症の乳幼児期における親支援―気づきから診断の告知まで―;「つなぎ」の視点からみた神経発達症の支援 ほか)
児童青年期の精神科臨床においては,クライエントの生活史,パーソナリティ,に加えて,「発達」の視点を盛り込むことが必須である。
本書は,これまで30年以上にわたって発達精神医学を臨床の主たる対象としてきた筆者の経験から生み出された臨床研究と実践的知見の集大成である。本書初版は多くの読者に好評を博したが,診断基準の改定に伴う専門用語・概念の変遷をふまえ,この度全編を大幅に改訂した。
本書は,一般向け入門書ではなく,「神経発達症」を学び,医療・福祉・教育等の領域で,プロの支援者を目指す人たちに真に役に立つ実践ガイドを目指している。今世紀初頭の精神医学における最大のトピックスの一つである「神経発達症」は,少なくとも人口の十数%はいると考えられ,さまざまな分野に強いインパクトを与えている。今回,乳幼児期から成人期までを縦断的に捉えた「発達精神医学」の視点から,DSM-5-TR,ICD-11での変更点も含めて神経発達症の基本的知識と現場における指針が示されている。発達障害に関わるすべての臨床現場に必携の一冊。