この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 投機は経済を安定させるのか?
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2016年08月発売】
- マルクス経済学 第3版
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2020年04月発売】
- マルクス派数理政治経済学
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2021年10月発売】
- マルクス経済学の方法と現代世界
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2016年09月発売】
- リスク、不確実性、利潤
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2021年07月発売】
[BOOKデータベースより]
需要供給曲線から市場の不完全性、外部性まで、「すべてはマーシャルにある」。近代経済学の源流を英語原典で味わう人気講義第四弾。
第1章 『経済学原理』初版序文
[日販商品データベースより]第2章 『経済学原理』第8版序文
第3章 『経済学原理』第1編 予備的考察
第4章 『経済学原理』第2編 若干の基礎概念
第5章 『経済学原理』第3編 欲求とその満足
第6章 『経済学原理』第4編 生産要因 土地・労働・資本および組織
第7章 『経済学原理』第5編 需要・供給および価値の一般的関係
第8章 『経済学原理』第6編 国民所得の分配
自己陶冶としての翻訳
英語力を養いつつ、経済学を究める「英語原典で読む」シリーズの第四弾は、かつて世界で最も読まれた経済書であるマーシャル『経済学原理』の精読に取り組む。
マーシャルが活躍した19世紀末から20世紀初頭にかけては、経済学の研究が飛躍的に前進を遂げた時期だった。
その時代にあって、マーシャルは経済学の世界に帝王として君臨しており、世界の経済学研究の最先端であったケンブリッジ大学では「すべてはマーシャルにある」とまで言われた。
弟子のケインズなどは、マーシャルの『経済学原理』さえ読めば、他の経済学の本は読む必要がないとまで言っていたくらいである。これ1冊に必要なことすべてが詰まっている、というわけだ。
実際、需要曲線と供給曲線がクロスする図は、マーシャルによってつくりだされたものであり、「市場の失敗」に関連する情報の不完全性や外部性といった考え方も、マーシャルによって掘り下げられ考案された。
本書では、現代経済学の根本概念を英語原典で「いかに翻訳するか」に留意しつつ、身に着けていく。「使えるエイゴ、話せるエイゴ」ではなく、自らを陶冶するための英語精読の世界へ!