- 空の地経学戦略
-
日本の経済安全保障と航空サプライチェーン
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2026年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784296125302
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[BOOKデータベースより]
台湾有事が現実になったとき、日本経済を支える航空輸送ネットワークを守る手段とは?「空」から地政学を論じる初めての本。コロナ禍とウクライナ侵攻で一変した「空をめぐる覇権争い」を読み解く。
第1章 空の地政学とは―空の覇権が経済を動かす(エアパワーから見る日本の防衛・安全保障;航空輸送と経済安全保障)
[日販商品データベースより]第2章 知られざる空の舞台裏―航空輸送システムの全貌(航空輸送の成り立ち;空の交通整理と空港のキャパシティ;航空機はどのように飛ばすのか;「空の安全」が脅かされるとどうなるのか)
第3章 「空のネットワーク」を読み解く―米・中・日の戦略構造(2019年から2023年にかけて何があったのか;航空ネットワークから見る国際構造の変化;台湾有事をシミュレーションする)
第4章 多極化する空の秩序(再編される空の中核―欧州・中東・ASEAN;浮上する新たな国々―航空ネットワークの新地図)
第5章 航空サプライチェーンを強靱化する国家・企業戦略(日本の航空サプライチェーンの課題は何か;航空力で日本を強くする―経済と国家安全保障の未来図)
資料編
航空宇宙モビリティ研究の第一人者と、地経学の専門家がタッグを組み
「空」から地政学を論じる初めての本。
米中対立、中東情勢の緊迫とホルムズ海峡封鎖、ロシアのウクライナ侵攻、
台湾有事、サプライチェーン分断――
地政学リスクの時代に、日本の航空ネットワークをどう守るのか。
コロナ禍とウクライナ侵攻で一変した「空の国際秩序」を読み解き、
日本がとるべき未来戦略を示す。
「空を制する者は、世界を制す」――。
現代社会に不可欠な半導体とその製造装置、ノートPCやスマートフォン、
医薬品・ワクチンなど貴重な戦略物資は、どれも航空機で運ばれている。
そしていま、地政学リスクの高まりによって、空の覇権争いは激しさを増している。
本書は、世界の「空のつながり」を、複雑ネットワーク分析の手法を用いて可視化し、
地政学と経済安全保障を掛け合わせた「地経学」の視点から、アメリカ、中国、ヨーロッパ、ロシア、インド、中東、ASEAN、中南米諸国など主要各国の動向を解説する。
・ウクライナ侵攻の影響で、米・欧・日の航空機はロシア上空を迂回している一方、中国機は飛び続けており、中国企業がコスト競争で優位に立つ一因となっている。
・成田からデトロイトやロンドン、ミラノへの定期直行便は現在ない。世界各国から日本への「空の玄関口」は、羽田でも成田でもなく、韓国・仁川空港になっている
・台湾有事で台湾上空が飛べなくなっても、日本の航空ネットワークは維持できる。だがもし、朝鮮半島有事が同時発生した場合は……
「陸」と「海」が中心だった防衛・安全保障の議論に新たな視座を導入し、
政策決定者、企業経営層から注目される最新研究を書籍化。
航空機・航空管制の発達の歴史や、知られざる航空輸送システムの全貌も解説する。