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[日販商品データベースより]
【「家制度」の開始から130年。突破口はここにあった!】
明治期に始まる「家制度」により夫婦は同じ姓を名乗ることとされた。そして今でも多くの女性が結婚により改姓を迫られている。戸籍と民法が作るこの構造は、夫婦間だけでなく、日本社会全体でも男性優位の状況を作り出してきた。この現状をどう変えていけばよいのか。
福沢諭吉やホッブズを専門とする著者が、政治思想的アプローチをもとに、フランスの婚姻制度なども参照しつつアクチュアルな問題に迫る。「選択的夫婦別姓」をめぐる議論が進む今、必読の一冊。
◆目次◆
第一章 女性差別の問題をどのように考えるか
第二章 江戸時代
第三章 明治から第二次世界大戦時までの変化
第四章 終戦から現代までの変化
第五章 女性をめぐる現在の問題(1)─「戸籍」
第六章 女性をめぐる現在の問題(2)─「性別分業」
終 章 どのような社会を作るか─「ユートピア」の意味
◆著者略歴◆
中村敏子(なかむら としこ)
1952年生まれ。政治学者、法学博士。北海学園大学名誉教授。75年、東京大学法学部卒業。東京都職員を経て、88年、北海道大学法学研究科博士後期課程単位取得退学。主な著書に『福沢諭吉 文明と社会構想』『トマス・ホッブズの母権論――国家の権力 家族の権力』『女性差別はどう作られてきたか』。翻訳書に『社会契約と性契約――近代国家はいかに成立したのか』(キャロル・ぺイトマン)。