- 戦争と表象
-
「戦後」のポピュラーカルチャー
サピエンティア 79
- 価格
- 3,410円(本体3,100円+税)
- 発行年月
- 2025年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784588603792
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 読み書きが苦手な子どもへの〈漢字〉支援ワーク光村図書2年 改訂
-
価格:2,706円(本体2,460円+税)
【2024年08月発売】
- 日本語能力試験問題集N2文法スピードマスター
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2011年04月発売】
- 若手弁護士のための弁護実務入門
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2022年08月発売】

























[BOOKデータベースより]
サブカルは何を描いてきたか?勇気、犠牲、惨禍のイメージは人々を惹きつけてやまない。映画、アニメ、ゲームが見せるのは過去か未来か、美化か批判か。戦争の体験を今こそ、考える。
序論1 戦争の表象と戦後―表象の力学(中尾知代)
[日販商品データベースより]序論2 戦後社会における「戦争の表象」へのアプローチ(堀ひかり)
第1部 「反戦」とは何か、戦争批判とは何か(「反戦でない」アニメーションはいかに作られるか(大塚英志);『リーンの翼』にみる富野由悠季とアジア・太平洋戦争(藤津亮太);現代日本社会の戦争表象における「共感」と「反戦」の変容―『永遠の0』『風立ちぬ』『アルキメデスの大戦』を中心に(山本昭宏))
第2部 戦争を読む、見る、描く、プレイする(「戦い」と「平和」の葛藤が生み出すドラマツルギー―ヒーロー物語の正義とリアリティ(足立加勇);アニメーション映画『この世界の片隅に』における軍艦青葉の空中浮揚(キム・ジュニアン);FPS戦争ゲームにみる「軍事化」のプロセス―『Call of Duty:Modern Warfare』(2019)から見えるもの(関根里奈子))
第3部 捕虜・兵士・民間人の戦争を考える(捕虜映画・戦争映画としての『戦場のメリークリスマス』(中尾知代);戦後日本映画と「加害者のトラウマ」試論―『戦場でワルツを』と『ゆきゆきて、神軍』をつなぐ(堀ひかり);女性生存者の「沈黙の声」と語り―済州四・三ドキュメンタリーから(梁仁實))
戦争はどのように描かれてきたのか。体験者が徐々に減り、徴兵制もない日本において、戦争の理解や想像力、記憶の継承を培う手がかりとして、表象は圧倒的な力を持つ。本書は最前線の研究者9人がアニメーション、映画、マンガ、ゲームをとりあげ、戦争表象の特質や変化を検討する。『この世界の片隅に』『永遠の0』など大ヒット作から戦争ゲーム、ドキュメンタリーまで広範に取り上げた刺激的な論文集。