- 京大吉田寮百年物語
-
現役最古の学生寮がたどった歴史と寮自治
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2025年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784909782182
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[日販商品データベースより]
何回かの廃寮危機を乗り越え、現在も学生による自治運営を続ける京都大学吉田寮。
1897年の京都帝国大学寄宿舎創設から、京都大学当局による吉田寮現棟・寮食堂明渡請求訴訟が起こされた翌年の2020年までを対象とし、その歩みをたどる。
京都大学新聞の連載企画を再構成。
吉田寮自治会と京都大学新聞社の全面協力により、多くの一次資料を参照し、出典を詳記。
さらに、
旧制三高以来各時代の図面を掲載した【図面でみる吉田寮】
歴史上の興味深いトピックをとりあげた【コラム】
一次資料を解説とともに紹介する【史料からみる吉田寮】
当事者が振り返る記録【証言】
関係者が特定のテーマについて考察する【論考】
など、よみもの・解説も充実、写真も多数収録した、吉田寮歴史本の決定版。
■目次■
第1章 創設と移転から終戦まで(1897年〜1945年)
第2章 戦後の混乱、増寮運動(1945年〜1967年)
第3章 学生部封鎖、第一次在寮期限(1968年〜1989年)
第4章 寮空間の多様化、食堂補修・新棟建設(1990年〜2014年)
第5章 老朽化対策交渉の停滞から「第二次在寮期限」へ(2015年〜2020年)
【コラム】
もう一つの吉田寮―「吉田西寮」小史―
森毅と京大
竹本処分粉砕闘争
旧寮・新寮・新々寮と「新々寮四条件」
吉田寮の資料室─一次資料の蓄積─
京大の耐震化推進(一)取り残される吉田寮、西部講堂
同(二)二度目の吉田寮耐震調査
新棟建設とオールジェンダートイレ
吉田寮をめぐる予算
近年の大学運営方式の変化
市民と考える吉田寮再生百年プロジェクト
【史料からみる吉田寮】
河上肇教授講話(一九一五年)
確約「吉田寮現棟(管理棟・居住棟)の建築的意義」(二〇一二年)ほか全11記事
【証言】
自炊の安全と調理場の改修を達成した吉田寮の自治(冨岡勝・奈倉道隆)
新寮(熊野寮)建設闘争の記憶(折茂勝巳・山本駿一)
寮生活は思想を育む(橋龍太郎)
文化部情報局再建と資料集公刊(山本英司)
自主管理空間としての吉田寮食堂(唐仁原俊博)
生活ぐるみの異文化交流―留学生への日本語学習支援の経験から―(藤吉圭二)