- 異界探偵班目ザムザの怪事件簿
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- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2025年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094074291
[BOOKデータベースより]
世界は不思議なことで溢れている。そもそも、この世界の外―異界から訪れる不思議すらある。「異界探偵」こと班目三六三の仕事は、その異界からの干渉と思しき事件を解決すること。依頼人は多種多様、報酬もまちまち、不安定かつ怪しげな業務形態だ。さて、ザムザには相棒がいる。式守九十九という青年だが、実は彼、異界からの来訪者―つまりは人外。一部では“異邦神”などと呼ばれる、人智を超えた存在なのだった。愛想と見目のよさとは裏腹に、ツクモは無邪気に残虐で得体がしれない。厄介な相棒と探偵ザムザの調査が始まる。痛快オカルトミステリー!
[日販商品データベースより]探偵の相棒は――異界から召喚されし者。
世界は不思議なことで溢れている。そもそもこの世界の外――異界から訪れる不思議すらある。「異界探偵」を名乗る班目三六三(まだらめザムザ)の仕事は、その異界からの干渉と思しき事件を解決することだ。依頼人は多種多様、報酬も高額からタダ働きまでさまざまで、実に不安定かつ怪しげな仕事である。それでも飄々と仕事をこなすのは、ザムザの性格に依るところも大きい。なにしろ東京のど真ん中、中央区日本橋という一等地に事務所を構えながら、営業日は気まぐれ。看板も出さず宣伝もせず、紹介や行きがかりで飄々と仕事を回しているのだから。
さて、ザムザには相棒がいる。式守九十九(しきもりツクモ)という名の、ザムザの旧い友人によく似た外見をもつ青年だが、異界から来訪者――つまり人外である。一部では《異邦神》などと呼ばれる、人智を超えた存在だった。
「おれはザムザの味方。だって、ザムザがおれを召喚してくれたんだから」
愛想と見目のよさとは裏腹に、ツクモは無邪気に残虐で得体がしれない。毒にも薬にもなる厄介な相棒を従えた探偵ザムザの調査が始まる。痛快オカルトミステリー!
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