[BOOKデータベースより]
序章
第1章 リァム1世と息子および後継者
第2章 16世紀末から17世紀初頭における3人の王の束の間の治世
第3章 ボロム・リァチァ7世(スレイ・ソリヨーポール)(1602‐1619)
第4章 チェイ・チェター2世(1619‐1627)
第5章 スレイ・トマ・リァチァ1世(チャウ・ポニェ・トー)(1627‐1632)
第6章 スレイ・トマ・ァチァ1世(チャウ・ポニェ・トー)の2人の後継者
第7章 リァメァ・ティパディー1世(チャウ・ポニェ・チャン)(1642‐1658)
第8章 ボロム・リァチァ8世(アン・ソー)(1659‐1672)
第9章 ボロム・リァチァ8世(アン・ソー)の2人の後継者
第10章 17世紀、最後の2人の王:チェイ・チェター3世(アン・ソー)とリァメァ・ティパディー2世(アン・ヨーン)
結論
付録
1995年フランスの極東学院から出版されたHistoire du Cambodge de la fin du XVIe si?cle au debut de XVVe は、『カンボジア近世史』(キン・ソック著・石澤良昭訳 2019年刊)と共に、ポスト・アンコールのカンボジアとシャム・ベトナムとの関係を解き明かした書として、世界的な評価を得ており、東南アジアに関する研究書には必ず引用されている名著です。この書を、アンコールワットの研究家として名高い石澤良昭氏と佐藤恵子氏が10余年の歳月をかけて訳出しました。人名地名索引・年表・地図・王統図なども万全で、今後長く東南アジア研究の基本書として読まれるでしょう。