この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 哲学がわかる懐疑論
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2023年02月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、CD・DVD、洋書など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2023年02月発売】
[BOOKデータベースより]
猫のティブルスは、尻尾を失ったとしても「ティブルス」なのだろうか―。「同一性」は哲学において最も基本的かつ重要な概念の一つである。本書は、その概念を統一的な視点から解明する。まず、同一性関係は形而上学的にどのように特徴づけられるかを分析し、「同一である」という表現や同一性言明を、意味論的な観点から説明する。そして、私たちが日常的な事物に対して行なう認知的な同定・個別化を、認識論や心の哲学、あるいは知覚の哲学の観点からどのように理解すべきであるかを検討する。本書は、種別概念に基づいた一つの統一理論を提出することで、このような困難な問いに答えようとする野心的な一冊である。
序論
[日販商品データベースより]第1章 予備的考察―種別概念をめぐる諸前提
第2章 同一性関係の形而上学―相対主義から種別論的な絶対主義へ
第3章 同一性表現の意味論―バトラーの区別を擁護する
第4章 認知的な個別化の認識論―認識的な種別概念主義の一形式
第5章 個体の形而上学―多元性・構成・統一性
結論 「同一性」の種別的親和性アプローチ
猫のティブルスは、尻尾を失ったとしても「ティブルス」と同一なのだろうか――
哲学において最も基本的かつ重要な概念である「同一性」を統一的な視点から解明する。
ある事物がそれ自体との間で同一であるという関係は、どのようなもので、なぜ成立するのだろうか。形而上学・ 意味論 ・ 認識論の三つの相における 「同一性」の諸問題に取り組み、その統一理論を提唱する野心的試み。