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【2018年12月発売】
[BOOKデータベースより]
やがて訪れる死や衰弱は、誰にも避けられない。自分や親しい人が苦境に立たされたとき、私たちは「独りでは生きていけない」と痛感する。ケアとは、そうした人間の弱さを前提とした上で、生を肯定し、支える営みである。本書は、ケアを受ける人や医療従事者、ソーシャルワーカーへの聞き取りを通じて、より良いケアのあり方を模索。介護や地域活動に通底する「当事者主体の支援」を探り、コロナ後の課題についても論じる。
第1章 コミュニケーションを取る―「困難な意思疎通」とケア(サインをキャッチする;声をかける;相手の位置に立つ;コミュニケーションを阻む要因)
[日販商品データベースより]第2章 “小さな願い”と落ち着ける場所―「その人らしさ」をつくるケア(人生会議、ACP、インフォームド・コンセント;「食べたい」という願い;文化的な願い;生活への想像力;チームワークで願いを叶える;本来の居場所へ)
第3章 存在を肯定する―「居る」を支えるケア(存在の実感を支える;“からだ”を見つけなおす;社会の中の居場所づくり)
第4章 死や逆境に向き合う―「言葉にならないこと」を言葉にする(「不条理な現実」と苦痛;孤立した人とつながる;SOSのケイパビリティ;言葉にできるようになること;行為の証人となる;「答えのなさ」に耐える)
第5章 ケアのゆくえ―当事者とケアラーのあいだで(切断されるケア;ピアの文化;「当事者」とは誰のことか;ケアラーの立ち位置とその支援)
病やケガ、衰弱や死は避けて通れない。自分や親しい人が苦境に立たされたとき、私たちは「独りでは生きていけない」ことを痛感する。そうした人間の弱さを前提とした上で、生を肯定し、支える営みがケアである。本書では、看護の現象学の第一人者が、当事者やケアワーカーへの聞き取りをもとに、医療行為を超えたところで求められるケアの本質について論じる。育児や地域福祉、貧困対策のあり方にも通底する「当事者主体の支援」とは。〈実践〉のための哲学書。