- さくら、うるわし
-
左近の桜
角川文庫 な52ー7
- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2021年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041099681
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左近の桜
角川文庫 な52ー7
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[BOOKデータベースより]
小旅館「左近」の長男桜蔵は、家族の誰から継いだものか、見えるはずがないものに魅入られやすい体質だ。父の柾に諦めるよう諭されても、桜蔵は平凡な生活を望むばかりだが、うっかりするうち次々に怪異に巻き込まれてしまう。耳を求めさまよう犬、男か女か判然としないマネキン、この世ならぬものが桜蔵の身体を求め…。生と性、死の気配が絡み合い、現と夢の境界をいとも軽やかに飛び越える、珠玉の連作幻想譚第3弾。
[日販商品データベースより]小旅館「左近(さこん)」の長男・桜蔵(さくら)は、母と弟が暮らす家を離れ、父・柾(まさき)の元から大学に通っている。柾の庶子ではあるが特に不自由はなく、柾の本妻である遠子(とおこ)とは、気軽に連れ立って出かけられるほどだ。複雑な家族関係に不満はないが、誰からか継いだ、不可思議な体質は困りものだ。見えないはずのものを見てしまうだけでなく、その者たちに魅入られ、身体をほしいままにされてしまう。それも、集まってくる者たちはいずれも桜蔵を「いい女」と呼んではばからないのだ。
耳を求めさまよう犬、男か女か判然としないマネキン――この世ならぬものたちが桜蔵の身体を求め……。生と性、死の気配が絡み合う珠玉の連作幻想譚。