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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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- 北区の太
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もう一方の意見も聞いてみたい
非常に論理的な内容であり、説得力がある。精神医療の歴史が差別の歴史であったということは事実なのだろう。その思想がそのまま現代の精神医療に引き継がれた結果、現在の状態=科学的根拠に基づかずに患者を診断し、悪い方向へ導いている=になっているという流れは非常にクリア。また、精神科医というのは、誰でも直ぐにそれを名乗ることが出来、かつ非常に大きな権限を与えられているということを初めて知った。そもそも、この精神・心の世界というのは客観的事実を炙り出すことが難しいため、然るべき教育と経験を積んだ専門家に判断を委ねるという構図になっていると認識していたのだが、事実はそうではないようだ。書かれていることが事実であれば(おそらく事実なのだろうが)、作者の主張は至極尤も。ただそうなると、精神疾患(というものがあるとすればであるが)に苦しむ人はいったい誰を頼りにしたらよいのだろうか。それに対する解はこの書には書かれていない。もう一方の当事者である精神科医(本物の。何が本物なのかもよく分からないが。)の意見も聞いてみたい。
[BOOKデータベースより]
つくられた「発達障害バブル」の実態を暴く!
第1章 発達障害とは何か?
[日販商品データベースより]第2章 「うつ病キャンペーン」で起こった「うつ病バブル」
第3章 作られた「発達障害バブル」
第4章 被害に遭う子どもたち
第5章 大人の発達障害流行の裏側
第6章 簡単に信用してはいけない精神医療業界
第7章 発達障害ブームにどう立ち向かうか
「小中学生の6.5%が発達障害」
「チェックリストで判定できる」
「精神科医の診断は正しいはず」
⇒すべてウソ!
◎「発達障害=脳機能障害」というまやかし
◎問題だらけの「発達障害チェックリスト」
◎早期発見・早期支援の落とし穴
◎薬を大量処方する精神科医
◎自己暗示と依存を引き起こす診断
◎ステマ化した健康医療番組
◎「診断=差別」の精神医療の歴史
◎なぜそれでも人々は精神科医を信じるのか
◎発達障害の呪縛から逃れるために
野田正彰氏(精神科医・ノンフィクション作家)推薦!
つくられた「発達障害バブル」の実態を暴く!
【目次】
はじめに 発達障害はまだほとんど解明されていない
第一章 発達障害とは何か?
第二章 「うつ病キャンペーン」で起こった「うつ病バブル」
第三章 作られた「発達障害バブル」
第四章 被害に遭う子どもたち
第五章 大人の発達障害流行の裏側
第六章 簡単に信用してはいけない精神医療業界
第七章 発達障害ブームにどう立ち向かうか