この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 鳥が人類を変えた
-
価格:3,190円(本体2,900円+税)
【2024年02月発売】
- 色彩別爬虫類・両生類図鑑
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2023年09月発売】
- 動物たちが夢を見るとき
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年04月発売】
- ヤモリ大図鑑 トカゲモドキ編
-
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2022年06月発売】
- 世界を翔ける翼
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2023年08月発売】
[BOOKデータベースより]
「生命」の意味を限りなく広く捉えていく「生命の教養学」。今回のテーマは「生命の経済」。私たちが生きていくために経済は欠かせない。しかし、ときに私たちの生命そのものが経済のプロセスに組み込まれ、その手段として利用されることもある。そんな生命と経済の密接で危うい関係に、科学哲学、ケミカルバイオロジー、臨床心理学、行動経済学、環境化学、数理ファイナンス、政治人類学、政治哲学、ジェロントロジー、イギリス近世史、フランス文学といったさまざまな角度からアプローチし、問題の核心を読み解いていく。
「生命の経済」という視点からみた人間の特異性―「協力の哲学」に向けて
[日販商品データベースより]1 心と体の経済学(なぜ体は“無駄”だらけなのか?―タンパク質の翻訳後修飾;心的エネルギーのダイナミズム―“無意識”に光をあてる;行動経済学とビッグデータから探るヒトの意思決定と行動―脳に埋め込まれた過去の遺物を理解し、よりよい行動を起こさせるには?)
2 生と死の経済学(生と死と環境基準;生きるリスクと死ぬリスク―寿命と向き合うファイナンス;動物の生死と人類―屠畜と肉食の文化人類学)
3 互助と互恵の生物学(互恵的な社会が生まれるまで―アリストテレスに学ぶ政治と経済;誕生と加齢の経済学―社会はなぜ助け合うのか?;生命の経済史―資本主義と公共善;生命から学ぶ社会の成長と消費―バタイユ「全体経済」再考)
▼奪い合いか、助け合いか?
細胞はなぜ無駄な抗体を作るのか、脳はなぜ不合理な判断をするのか、文学はやはり蕩尽なのか、国家はなぜ戦争をするのか、それでも人びとはなぜ助け合うのか?
生産と消費、交換と搾取、競争と協力といった私たちの経済的な営みに着目し、多様な生命と組織が織りなす生と死のダイナミズムを捉え直す。