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- 絶滅へむかう鳥たち
-
絡まり合う生命と喪失の物語
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2023年02月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784791775330
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[BOOKデータベースより]
絶滅とはある特定の種の最後の一個体が死ぬことを意味するのではない。絶滅はそのはるか前からなだらかに、しかし着実にはじまっているのだ。絶滅の過程にいる種と人間はいかなる関係を結べるのか。消えゆく種に配慮するとはどういうことか。絶滅の過程で人間が負いうる義務とは何か。すでに多くのことが語られてきた絶滅をめぐる問題を、絶滅へむかう五種の鳥たちの生から問い直す。
はじめに 「絶滅の縁」でいきいきと物語を語ること
[日販商品データベースより]第1章 アホウドリの巣立ち―空の飛び方と無駄にされた世代
第2章 旋回するハゲワシ―「絶滅のなだらかな縁」における生と死
第3章 都会のペンギンたち―失われた場所の物語
第4章 ツルを育てる―飼育下生活の暴力的‐ケア
第5章 死を悼むカラス―共有された世界における悲嘆
エピローグ 物語の必要性
一つの種が絶滅するとはどういうことか。ダナ・ハラウェイ氏、マーク・ベコフ氏推薦。
絶滅とはある特定の種の最後の一個体が死ぬことを意味するのではない。絶滅はそのはるか前からなだらかに、しかし着実にはじまっているのだ。絶滅の過程にいる種と人間はいかなる関係が結べるのか。消えゆく種に配慮するとはどういうことか。絶滅の過程で人間が負いうる義務とは何か。すでに多くのことが語られてきた絶滅をめぐる問題を、絶滅にむかう五種の鳥たちの生から問い直す。解説・近藤祉秋