この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- マッチング
-
価格:814円(本体740円+税)
【2024年01月発売】
- BLANK PAGE 空っぽを満たす旅
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年12月発売】
- サイレントラブ
-
価格:638円(本体580円+税)
【2023年12月発売】
- かませ役から始まる転生勇者のセカンドライフ 1
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2024年03月発売】
- 後宮女官の事件簿 2
-
価格:770円(本体700円+税)
【2024年03月発売】
[BOOKデータベースより]
やりたいことは諦めない。やりたくないことは我慢しない。たどり着く場所は、結局同じだから。直感に従って生きてきた思想家の悔いなき半生記。
第1章 生まれたときから、嫌なものは嫌(小学校で登校拒否;高校中退、そして家出;東大には入ったものの)
[日販商品データベースより]第2章 場当たり人生、いよいよ始まる(合気道という修行;翻訳会社アーバン・トランスレーション;研究者生活の実情;離婚、そして父子家庭)
第3章 生きていくのに一番大切な能力(仕事のやり方を工夫する;批判するより褒める;無理な決断はするな)
「やりたいこと」を諦めたことも、
「やりたくないこと」を我慢したことも、
僕には一度もありません。
思想家・内田樹の痛快人生案内!
心と直感に従って生きればいい。
無理して決断する必要はない。
「なんとなく」選んだことが、
自分にとって一番いい状態だから。
豪快すぎる半生記!
いじめが原因で小学校で登校拒否
受験勉強が嫌で日比谷高校中退
親の小言が聞きたくなくて家出
大検取って東大に入るも大学院3浪
8年間に32大学の教員試験に不合格
男として全否定された離婚
仕事より家事を優先して父子家庭12年
★昭和の時代を伝える「非日常写真館」も
〈あとがきより〉
「自分らしさ」という言葉が僕はあまり好きじゃないのですが、
それでもやはり「自分らしさ」というのはあると思います。
ただ、それはまなじりを決して「自分らしく生きるぞ」と力んで創り出したり、
「自分探しの旅」に出かけて発見するようなものじゃない。
ふつうに「なんとなくやりたいこと」をやり、
「なんとなくやりたくないこと」を避けて過ごして来たら、
晩年に至って、「結局、どの道を行っても、
いまの自分と瓜二つの人間になっていたんだろうなあ」という感懐を抱く……
というかたちで身に浸みるものではないかと思います。
僕がわが半生を振り返って言えることは、
僕は他のことはともかく「心と直感に従う勇気」については
不足を感じたことがなかったということです。
これだけはわりと胸を張って申し上げられます。
恐怖心を感じて「やりたいこと」を断念したことも、
功利的な計算に基づいて「やりたくないこと」を我慢してやったこともありません。
僕がやったことは全部「なんだかんだ言いながら、やりたかったこと」であり、
僕がやらなかったことは「やっぱり、やりたくなかったこと」です。
というわけですので、この本はできたら若い方に読んでいただいて、
「こんなに適当に生きていてもなんとかなるんだ」と安心してほしいと思います。
〈目次〉
第1章
生まれたときから、嫌なものは嫌
■小学校で登校拒否
下丸子という町
「嫌」に理由はいらない
いじめが原因で不登校
兄の存在感
ビートルズに夢中
SFファンクラブ
都立日比谷高校
高校はもういい
■高校中退、そして家出
計画的に家出
ジャズ喫茶でアルバイト
たちまち生活に困窮
頭を下げて家に戻る
大検のために猛勉強
規則正しい浪人生活
■東大には入ったものの
天皇制