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[BOOKデータベースより]
いのちと私たちの静かな喜び。
1 新月(いろりを焚いて;山桜 ほか)
[日販商品データベースより]2 三光鳥(アザミ道;雨の歌 ほか)
3 親和力(雨あがり;流木拾い ほか)
4 祈り(土の道;白露節 ほか)
5 単行本未収録作品(菜の花;春)
付録 朗読への招待
五月の風が 耳元で
やさしく語る
ぼくはね
かつて生まれたこともない存在だから
死ぬこともない
ただ 今を 吹いているだけ
――山尾三省「風」
詩を書くのに特別な経験は必要ない。重要なのは日常に深く生きることだと山尾はいう。優れた詩は、読み手を詩の世界へと誘う。詩を読むだけでなく、書き、自らの内なる詩人を見つけだせ、と強く促すのである。
山尾にとって詩は、「いのち」の今と「いのち」の意味を見出す道程にほかならなかった。
−−若松英輔「大地と火といのちのことば」
いのちと私たちの静かな喜び。
詩人・山尾三省(1938〜2001年)の後期の代表作である詩集『新月』『三光鳥』『親和力』、および雑誌『くだかけ』に収録・発表された詩と散文の作品を集成。詩人・批評家の若松英輔の解説を付し、読者特典の付録として、山尾三省による詩の朗読と自作解説の音源(ダウンロード専用)を紹介します。(発行=野草社)
◎辻山良雄さん書評(「東京新聞・中日新聞」2019.9.1)
《人間らしく生きるという普遍的なテーマが、作品の根本にある》《感情を濾過したような、平易で純度の高いことばです》
◎『母の友』2019年9月号の「本」
《私たち人間は自然に属する「いのち」なのだということを強く自覚させられた》《ふとした瞬間に何度も向き合いたくなる詩集》