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- 江戸・東京色街入門
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2018年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784408338187
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[BOOKデータベースより]
街歩きのさなかに、ふと感じる、周囲と異なる雰囲気。その正体は、かつて色街だったところ。売防法完全施行から60年。当時を知る人も少なくなった。しかし、いまなお街中には当時の建物が残り、区画が残り、においが残っている。色街は、江戸時代から連綿と歴史を紡いできた場所もあれば、ある日突然できた場所もある。東京都心から近郊まで、訪ねて話を聞いた31エリア。
東京色街の源流―水運の要衝・鎌倉河岸からはじまる
吉原―江戸の初めから現代に続く日本最大級の色街
浅草―人気観光スポットに流れる淫靡な空気
上野―隠れ家だった不忍池池畔の出会い茶屋
根津―幕府非公認の遊廓だった岡場所の本流
深川・洲崎―埋立地に現れた吉原に比肩する遊廓
錦糸町―連綿と続く街娼たちの因縁の場所
神田・秋葉原―江戸の風俗文化、丹前風呂と夜鷹の存在
北千住―江戸から昭和の時代を貫く紅燈の歴史
亀戸―宗教施設と売春施設が共存する特殊性〔ほか〕