[BOOKデータベースより]
本書は、選手や監督ではなく、親会社の事情も含めたプロ野球12球団の事業構造そのものに焦点をあてた一冊である。現役の金融ジャーナリストが、公開情報はもちろん、球団代表への取材や全球団への質問状送付、顧客満足度調査に全本拠地の現地取材といった、12年間の取材と執念で得たプロ野球の“経営”に関するデータを結集し、12球団を一球団ずつ詳細に分析する。
1 球団経営の基礎知識(球団ごとに全く違う収入と経費;球団と球場の一体化とは;球団が持っているとは限らない興業権 ほか)
2 パ・リーグの経営(北海道日本ハムファイターズ―「マネーボール」を地で行くクレバーな経営で顧客満足度No.1;福岡ソフトバンクホークス―積極的な投資姿勢は他球団垂涎の的、球界随一の超ポジティブ経営;千葉ロッテマリーンズ―かつては球団改革の先頭集団、指定管理でも黒字化せず ほか)
3 セ・リーグの経営(広島東洋カープ―41期連続黒字、カネがなくば知恵で勝負の超ドケチ経営道;読売ジャイアンツ―徹底した親会社との分業、他球団にない特殊な経営形態;横浜DeNAベイスターズ―悲願の黒字化達成、親会社交代で驚異の急成長 ほか)
4 プロ野球興業を支える裏方たち(裏方なくして、プロ野球なし)
球団経営を知れば、プロ野球はもっとおもしろくなる!
本書は、選手や監督ではなく、親会社の事情も含めたプロ野球12球団の事業構造そのものに焦点をあてた一冊である。現役の金融ジャーナリストが、公開情報はもちろん、球団代表への取材や全球団への質問状送付、顧客満足度調査に全本拠地の現地取材といった、12年間の取材と執念で得たプロ野球の“経営”に関するデータを結集し、12球団を一球団ずつ詳細に分析する。本来「同業他社」というのは基本的な収益構造が似通ってくるものだが、プロ野球のそれは多種多様を極めており、各球団の運営はおもしろいほどに「らしい」。あなたのひいきのチームは何で儲け、損しているのか。「カネまわり」を知れば、プロ野球はもっとおもしろくなる!
まえがき
クラブ経営に当事者として関心を持つJリーグサポーター
12球団中10球団は決算公告義務を履行
予想通り厳しかった球団の対応
目的は事業構造の解明
1、球団経営の基礎知識
2、パ・リーグの経営
3、セ・リーグの経営
4、プロ野球興業を支える裏方たち
裏方なくして、プロ野球なし
あとがき
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現役の金融ジャーナリストでありながら、12球団の本拠地をまわり年間約50試合を現地観戦する野球狂がおくる、プロ野球経営分析!