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[BOOKデータベースより]
AIはどこから来て何を変えるのか?ITと人間の関係を研究する専門家がコンピューターの進化論から、この先必ず訪れる驚愕の世界を描く。
第1部 コンピューターの創世記―私たちが禁断の果実を口にするまで(人間は心を持つ機械を作れるのか―コンピューターの創造;機械は人間をどこまで賢くするのか―箱舟に導かれたパーソナルコンピューター;インターネットが雲の上に織り成す地球の神経網―雲まで届くバベルの塔;スマートフォンはいかにして私たちのポケットを占拠したか―神と人をつなぐ石板)
第2部 人工知能の黙示録―神の子が私たちを最後の審判にかける(人工知能は本当に人間を超えるのか―聖杯の探求者たち;IoTと人工知能がもたらす2030年の社会―千年王国の到来;人工知能は私たちを救うのか、滅ぼすのか―最後の審判)
2030年、女子大生のマリはアシスタント知能デバイスのピートとともにAIの誕生を探る旅に出た。チューリングマシンからIoT、人工知能まで、コンピューターの過去・現在・未来をめぐる壮大な100年の物語。
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- 北区の太
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神の領域?
技術的な事項にはあまり触れず、平易に人工知能が現在どこまで進んでいるのかを記してあるので、人工知能の現状を知るための入門書としては最適。しかし、この短時間での人工知能の進歩(進化?)を考えると末恐ろしいものを感じます。一番知りたい今後の人工知能の行きつく先については、筆者は巷間言われる“変化の先を見通すことの出来ない「シンギュラリティ(特異点)」”に到達し、見通せない(人間の領域を超えてしまう?)としていますので、少し消化不良感が残ります。宗教的な要素も交えた解説書になっているのは、最後はやはり「神の領域」に踏み込んでしまうという示唆なのでしょうか。もう少し、人工知能について知りたくなりました。
AIはどこから来て、何を変えるのか? ITの専門家がコンピューターの進化論から、この先必ず訪れる驚愕の世界を描く。福岡伸一氏推薦!「2045年、人工知能の発達は人間の手を離れ、独自の進化段階に入る。以降、人間はあらゆる問題から解放される。あなたは本書の最終章を受け入れられるだろうか?」