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[BOOKデータベースより]
探書は愛書家を旅に駆り立て、書を携えて旅に出れば、未知との遭遇が旅行記に結実する。旅と書物の緊密な関係を3つの視点“探書と旅”“旅の記録と旅の実際”“フィクションと旅”から分析する9篇の論考。
1 探書と旅(旅と文献情報の収集―16世紀コンラート・ゲスナーの場合;「よりよいテクスト」探索の旅―サー・トマス・マロリー『アーサーの死』をめぐる数奇な出版事情と編集者たち)
[日販商品データベースより]2 旅の記録と旅の実際(2つのローマ―「旅の書」にアイデンティティの上書き利用を読む;旅の書物/旅する書物―近代イギリスのイタリア旅行記とガイドブック;イブン・バットゥータの上エジプト紀行―喜捨と歓待をめぐる一考察;「通信使記録」からみた使節団の庶民芸能見物)
3 フィクションと旅(フィリップ・ド・シャンパーニュ作、通称“煉獄の魂”再考―「勝利するキリスト」図像の視点から;『ガリヴァー旅行記』をめぐる東西文献交渉史;中国古典文学に見る雅と俗の「旅」)
探書は愛書家を旅に駆り立て、書を携えて旅に出れば、未知との遭遇が旅行記に結実する。旅と書物の緊密な関係を3つの視点「探書と旅」「旅の記録と旅の実際」「フィクションと旅」から分析する9篇の論考。