[BOOKデータベースより]
「世界ってなんてすばらしいんでしょう!」あの晴れた夏の日、わたしが岸辺で出会ったのは、ふわふわの毛につつまれた、二本足で歩くハリネズミのようなふしぎな生きものでした。物語を愛するすべてのひとに贈る、驚きと喜びに満ちたファンタジー、マッドガイド・ウォーターシリーズ開幕。
[日販商品データベースより]寄宿学校で教師をしている「わたし」は、ある晴れた夏の日、学校近くの三日月湖、マッドガイド・ウォーターに浮かべたボートの上で、ふわふわの毛につつまれた、二足歩行するハリネズミのようなふしぎな生きものと出会います。そして、一粒のミルクキャンディーがきっかけとなり、「ヤービ」と名乗るその生きものと「わたし」の交流がはじまります。ヤービの語る彼らの暮らしは、穏やかだけれど、静かな驚きに満ちていました。
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大好きな梨木香歩さんの児童書がでたぁ。
箱に入った美しい製本。それだけで心躍るのだ。
まずは、ストーリーに入る前に、表紙にうっとり。
とっても可愛い表紙のコ(ヤービ)とうっそうと茂る草木の色合いやタッチがすごく好み!
表紙をめくると物語の舞台となるマッドガイド・ウォーターの岸辺付近の地図が。あれ?まんなかの湖(三日月湖)なんだか琵琶湖に似ているぞ。(全然違ったらごめんなさい!あくまでわたしの第一印象なので・・・・・)あとで知ったんだけれどこの絵を担当されてる小沢さかえさん、生まれ育ったのは琵琶湖畔みたい。そういえば、梨木さんも滋賀県に住んでおられたことが。うわぁ、なんだか身近に感じる。それだけでわたしにとって大切な物語になる。
児童書なのですぐに読めるんだけれど、もったいなくてゆっくり時間をかけて読んだ。
ヤービというちっちゃなちっちゃなはりねずみのようなおとこのことウタドリさんという大きい人(人間)とのやりとり。ヤービたちクーイ族の生きる術。自然や生物とのかかわり合い。たんなるファンタジーではない。わたしたちの周りでも起きていることがこのマッドガイド・ウォーターでも起きているのだ。
この物語から大切な何かを見つけ出せるようなきがする。
とってもうれしいことにこれから物語は続いていくよう。壮大に広がっていきそうな予感。楽しみ!(地球っこさん 40代・滋賀県 女の子17歳、女の子15歳)
【情報提供・絵本ナビ】