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[BOOKデータベースより]
二〇世紀末以降の今日、十分に許容度の高い自由な社会に生きているはずのわれわれは、しかし、どこか空虚で奇妙な息苦しさを伴う、ある意味で「過剰な自由」のなかに置かれている。これはどういうことか。大澤自由論の理論的な輪郭が最もクリアに提示される本書は、単行本化が待ち望まれていた「自由の牢獄」「責任論」「“公共性”の条件」という三つの重要論考と、資本主義と人間の自由をめぐる書き下ろし論文で構成。不平等や格差の問題の根底にある「自由」という難題こそが、いま、最もアクチュアルで本質的な主題として論じられる。
第1章 自由の牢獄―リベラリズムを超えて(リベラリズムの時代;自由の困難;身体の所有 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 責任論―自由な社会の倫理的根拠として(責任の不発化;リスク社会;責任のもう一つの可能性 ほか)
第3章 “公共性”の条件―自由と開放をいかにして両立させるのか(幽霊という敵;現れの空間;公共性の危機 ほか)
第4章 不・自由を記述する赤インク(不・自由を伝える赤インクがない;資本主義における格差問題;形式という剰余 ほか)
現代社会を覆う閉塞感はどこからくるのか。単行本化が待ち望まれていた「自由の牢獄」など3つの重要論考と、資本主義と自由をめぐる書き下ろし論文で構成。大澤自由論の理論的な輪郭が最もクリアに提示された書。〈受賞情報〉河合隼雄学芸賞(第3回)