[BOOKデータベースより]
アメリカ最大最強の企業が世界で繰り広げた資源獲得競争の知られざる裏側を余すところなく描き出す迫真の国際ドキュメンタリー。
1 リー・レイモンド時代(鉄の管理体制;エクソンモービル誕生;妥協なきロビー活動;カネで買ったインドネシア;アラスカ沖、科学者の闘い ほか)
2 レックス・ティラソン時代(新リーダーの戦略転換;世界銀行を打ち負かしたチャド大統領;法廷に持ち込まれたガソリン漏洩事件;インドネシア軍の人権侵害;チャベス大統領を出し抜け ほか)
アラスカ沖原油流出事故から、原油を求めて世界の紛争地帯に飛び込み、壮絶な競争を繰り広げつつ、米国政府を陰で動かすエクソンモービル。その姿を、ピュリツアー賞受賞記者が膨大な資料を基に描き出す。
全米最大で最も嫌われているエクソンモービルはこうして生まれた。アラスカ沖原油流出事故から、原油を求めて世界の紛争地帯に飛び込む。現地政府、軍隊、反政府勢力などと壮絶な競争を繰り広げつつ、米国政府を陰で動かすその姿を、ピューリッツアー賞受賞記者が数多くのインタビューと膨大な資料を基に描き出す